【進化!中学生の反省文例集】先生の記憶に残る謝罪革命

子育て

注意!
当記事は、従来の「反省文」の枠を大胆に飛び出し、エンターテイメント性を追求した内容となっております。真面目な反省文をお求めの方には、そぐわない場合がございますのでご了承ください。クスッと笑って、反省文の新たな可能性を感じていただければ幸いです!

娘の中学校で、授業中にを舐めていた生徒がいました
そして先生にみつかり、反省文を書くよう指示されました。

反省文なんて、面倒だーっ!!
何書いていいのか分かんないよーっ!!

うんうん、ですよね。
男子生徒の叫びが聞こえます。
すんませんでした。以上!!
じゃ、ダメなんですか??

ですが、
こう考えられませんか?

どうせなら…
 ・先生が忘れられない反省文
 ・思わず食いついてしまう反省文
 ・心震わす感動の反省文

やったろやないかいっ!!!
せっかくやから、楽しみながら反省したらいいやんっ!

この記事では、
・反省文の書き方に頭を抱える中学生
・生徒の指導に苦慮されている先生方
・お子さんの反省文にアドバイスしたい保護者
の皆様の参考となれば幸いです。

【まずはコレ!】基本に忠実!反省文のテンプレ

正統派反省文の構成としては、
反省文タイトル
① 謝罪
② 経緯
③ 原因
④ 考察
⑤ 反省・対策
⑥ 再度謝罪と決意

というものでしょうか。
では、この構成で書いた反省文がコチラ↓です。

授業中の飲食に関する反省文
              ○組ひざっこ

この度は、授業中に飴を舐めてしまい、すみませんでした。

○月○日、私は○限の○○の授業中に、飴をなめました。
そして○○先生に飴を舐めているのが見つかり、注意されました。

なぜ飴を舐めてしまったのか、大した理由はありません。
ただ単に、軽い気持ちからだったのです。
ちょっとくらい良いだろうとか、ばれなければいいと思い、家から持ってきた飴を口に入れました。

今回の注意について、家に帰ってから考え、親と話し合いました。
授業中に飴を舐めるという、ルールを破ったことについて、なぜだめだったのか。
私にとっては、ちょっとした事でした。ですが、ルール違反です。
「学校生活のルール」に限らず、世の中にはたくさんルールで溢れています。
交通ルールや、会社のルール、自治体のルール、部活・スポ少のルール。
どのルールも、目的としては、みんなが気持ち良く、安全に過ごすためにあります。
ルールがあるから、私たちは安心して生活できるし、他人も自分もお互いを尊重して
協力し合えるんだと思います。
だから、私のしたことは、ちょっとしたことであっても、仲間の安心・安全を脅かすことでした。

ルールを破った私を見て、仲間はどう感じるのだろう。きっと不信感を抱くと思います。
仲間は私に対して、ルールを破る人間だという印象をもち、信用できなくなったことだろう。
そう思うと、私は取り返しのつかないことをしたのだと後悔しました。
とはいえ、「取り返しのつかないこと」でも、ここで終わりではありません。
自分の気持ち次第で、仲間からの信用を取り戻すことができます。
それは、これから自分がどのように行動するかによります。
ルールを守ることは当然ながら、自分が信用されるような行動で示したいと思います。

この度は、ルール違反をしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
これからの学校生活は、仲間と信頼しあえる関係を築けるようルールを守り、自分の行動に責任をもちたいと思います。

まさに、正統派反省文
おもしろ要素ゼロの、ノーマルオブノーマル。

宇宙の始まりに例える壮大な叙事詩風反省文

壮大なスケールを印象付ける反省文を考えてみました。
どうぞ!!

私が舐めたのは、ビッグバンが生み出した飴だった
          ○○組ひざっこ
今から約138億年前、
ビッグバンという大爆発により、私達が住む宇宙が誕生しました。
その頃は、原子核を構成する陽子、電子よりもさらに基本的な素粒子のみが存在する世界でした。
そこから途方もない時間をかけ、約46億年前に地球が誕生し、
私たちのような人類が誕生したのは、約30万年前です。
飴の始まりを特定することはできませんが、
日本の飴の始まりは、神話の時代にまで遡る伝説があり、
奈良時代にはすでに存在が確認されています。
平安時代以降には商業としても発展し、
江戸時代には多様な 形態で人々に親しまれるようになりました。
そして、第二次世界大戦後には、人々の生活水準が向上し、
機械化や製造技術の確立、原材料の安定供給によって大量に生産され、
今では多種多様な飴を安価に入手することができます。

私が授業中に、ルールを破って舐めてしまった飴は、
途方もない年月をかけ、とんでもない奇跡の連続によって誕生した
神秘の結晶なのです。
この神秘の結晶を、私は一瞬の欲望のままに、
授業という神聖な場で、咀嚼という行為によって消滅させてしまいました。
宇宙の創造から連綿と続く奇跡を、いとも容易く破壊してしまったことへの罪は、
宇宙の暗黒よりも深く、想像を絶するものであります。

また、ほんの小さな行動や変化が、連鎖的に大きな影響を引き起こすバタフライエフェクトのように、
私がルールを破ったことによる影響は、連鎖して、小惑星の軌道を変え、地球に接近するかもしれません。
だとすれば、謝罪などいくらしようとも、許されることではありません。

たった一つの飴の、計り知れない価値。
ルールを破ることによる、取り返しのつかない危機。
自分のした行為の責任は、地球よりも重い。
今後は、自分の行動に責任を持ち、
宇宙の秩序を乱すことのないよう、
微力ながらも規範意識を高めていく所存です。」

飴って…すんげぇなっ!!

禁断の果実から学ぶ業深き反省文

禁断の果実をもとにした反省文です。
どうぞ!

「禁断」に抗えぬ人間の業
          ○○組ひざっこ
神はアダムとイブに、エデン(楽園)中央にある「知恵の実」を食べてはいけないと命じました。
しかし、アダムとイブは食べてはいけないと理解していながら、
その禁断の果実を食べてしまい、その代償としてエデンを追放されました。
私は、教室というエデンで、禁断の飴を食べてしまった。
魅力的な飴、
魅惑的なルール違反、
変化への期待など複合的要因により、
ダメなことと知りながら、食べてしまいました。
そして、その代償として反省文を書くこととなりました。

最初の人間であるアダムとイブが、神の命に背いた。
ならば、私がルールを破ったことも、やむを得ないことと思います。
誘惑に抗えない弱さがある、それが人間というものなのだと思います。
楽園を追放されたアダムとイブは、厳しい自然の中で生きることになりました。
苦しい生活の中で、きっと自分の業について考えたことだろうと思います。
私は、今回の飴を舐めてしまったという過ちを、アダムとイブが禁断の果実を口にした出来事と重ね合わせ、人間の持つ抗えない弱さについて深く考える機会を得ました。
楽園を追放された彼らが苦難の中で生きたように、私もこの反省文を書くという代償を背負い、失ってしまったかもしれない信頼を取り戻すべく、これからの学校生活を送ります。
しかし、ただ過ちを繰り返さないようにするだけでなく、この経験を自身の成長の糧とし、今後は誘惑に打ち克つ強い意志を持てるよう努めていきたいと思います。
アダムとイブがその後の人生で何を学んだのかは想像することしかできませんが、私はこの反省を通して、ルールを守ることの大切さ、そして仲間との信頼がいかに大切であるかを深く理解しました。
今後は、この学びを活かし、二度とルールを破ることのないよう、自らを律していくことを誓います。

アダムとイブを思うと、人間て、弱さがあるから
愛おしいのかもしれないと思いましたね。

まさかの胸キュン反省文

反省文なのにドキドキしちゃう。
キャーって叫びたくなるような、ズッキュンとした反省文なんて、
革命としかいいようがない。
反省文の新境地を開拓してみました。

ルール違反で交錯する感情は何か
          ○○組ひざっこ
私は中学生になってから、友人との関係に悩むようになりました。
小学校から変わらずに、友人たちとは楽しく過ごしています。
変わったのは、たぶん私です。
友人の言う言葉や言い方に、何か引っかかる。
そして、友人が気にしないことが気になる。
でも、これは誰に言っても理解してもらえない。
だから言わずに、何事もないように過ごしています。
ですが、ある生徒がそんな私に気付き、認めてくれました。
それどころか、変化した事自体が利点であると、教えてくれました。
私は、その人の言葉のおかげで、今の自分を受け入れることができました。
とても嬉しかったです。
ですが、私はその人を目で追うようになりました。
誰と話しているか、誰と帰るのか、ずっと気になって仕方がありません。
意識をしすぎて緊張してしまったり、不安を感じるようになりました。
どうしようもなくなると、私はこっそり飴を舐めるようになりました。
そうして行き過ぎた感情を紛らわせたり、抑えていたのです。
先生から飴について注意されたとき、自分の愚かさについて自覚しました。
クラスのみんなから注目されることで、私が自分のことしか考えていない、
自己中心的な行動をとっていたことを、後悔しました。
自分の気持ちの整理に、ルール違反を使ってしまったことを、深く反省しています。
今後は、周りの迷惑や配慮を考え、自分をコントロールし、何事にも集中して取り組みたいと思います。

おやおや、ズッキュン度がまだ足りないような気がする。
反省文×ズッキュンは、難易度高レベルです。

まとめ

正統派反省文以外で先生に提出すると、
100%「書き直しっ!!!」と言われることでしょう。

ですが、
反省文といえど、文章作成のスキルは鍛えられます。
多くの人が、反省文と聞いただけで、
ぅおおおえ~
と吐き気をもよおしますが、
自分の文章力を爆発させて、先生に挑戦してほしいと思います。

コンテスト

「反省文コンテスト」
なるものがあると、面白いですね。
(あるのかな?)
反省の意思をどう表現するのか?
・刺さる反省文
・ときめく反省文
・感動する反省文
・爆笑反省文
反省文の可能性は無限ですね。

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