子供が友達の物を壊してしまったら、そりゃ当然、弁償でしょ!
そうです。
そうなんです。
そうなんですけど、被害者側が、
「いいよ、いいよ。弁償とかいらないから。」
と言ってきたとき、どうしますか?
じゃ、お言葉に甘えて、弁償しない。
そうは言っても、やっぱり弁償する。
今回は、被害者側が、弁償しなくてもいいと言っている状態で、加害者側はどうすればいいのか。
自分の子供が、友達の物を壊してしまった。
子供の友達が、子供の物を壊してしまった。
なんてこった、どうしよう。
そのような状況になっている方の参考になれば幸いです。
弁償したほうがいい
結論
できるなら、弁償したほうがいい
被害者側が「弁償とかいらないから」と言っても、弁償したほうがいいと思います。
弁償するなら、壊したものと同じものや、現金、商品券といったところでしょうか。
被害者へ謝罪して、弁償を受け取ってもらうのがベストな対応かと思います。
私自身、被害者側と加害者側の両方を経験しました。
また、先輩の経験談も聞き、「弁償したほうがいい」の結論にいたりました。
被害者側の経験談(先輩)
先輩の経験談です。
先輩の子供が小学一年生のころに、友達に水筒を壊されてしまいました。
その日の夕方、友達の母親から電話で謝罪されました。
先輩は、
「いえいえ、子供のしたことですから、仕方のないことです。こちらは、大丈夫ですので、お気になさらないでください。」
といいました。
先輩は、友達の母親とは面識がないし、子供たちの人間関係を思うと、こんな対応になってしまう。こう言うしかなかった。と言いました。
その後、先輩は同じ水筒を買いに行きましたが、同じものは見つからず、何件も店を回り、結局違う水筒を買いました。
壊れてしまった水筒は、子供が自分で選んだもので、お気に入りだったとか。
被害者側の経験談(わたし)
長女が3歳の頃、同じ年頃の友達に、おもちゃを壊されました。
ママ友親子を3、4人家に呼んだところ、お友達に、アンパンマンの音がでる絵本の数ページを、むしり取られてしまいました。
加害者側からは、「あーっ!!すみませーん。ほんとに、ごめんなさいっ。」
と、軽い謝罪がありました。私は、
「いいよ、いいよ。大丈夫だから気にしないでね」
と言ってしまいました。だって、そうとしか言えないし。
当時の長女は、そのおもちゃに飽きていたので、別に壊れても、特に支障はないのですが。
ただ、そのおもちゃには思い出があるんですよね。その絵本は、アンパンマンミュージアムで買ったんだったなぁ。長女が喜ぶために買ったなぁ。アンパンマンミュージアムで長女はしゃいでたなぁ。なんて思っちゃった。
まとめ
子供の物を壊された被害者は、
・人間関係を考慮して、「仕方ない」「気にしないで」「大丈夫」と言ってしまいがち。
・壊れたものが子供のお気に入りだったり、思い出のあるものだったりする。
・壊れたものは、親が、子供が喜ぶために選び、買っている。
弁償するかしないかは、被害者側の立場にたってみるのも、判断材料になりますね。
加害者側の経験談
三女が、保育園で友達の服に付いていた飾りをとってしまいました。
一応、被害者と三女で、「これちょうだい」「いいよ」としたうえで、服の飾りをとりました。
その後、被害者の服の異変に気付いた園の先生から、指導が入り、私に電話連絡がありました。
とりあえずは謝罪せねばと、すぐに保育園で被害者側へ謝罪をしました。
そこで被害者側が、
「いえいえ、こんな服を着せた私が悪いのです。なので、気にしないでください。」
と言ったのです。
こう言われると、「ん?弁償しなくてもいいの?」と思ってしまい、いろんな人に相談しました。
「まとめ」でも書いたとおり、被害者側の気持ちをふまえて、弁償として、商品券¥5,000分を用意し、翌日改めて謝罪しました。
根が残る
「まとめ」には書いていませんが、いろんな人に相談する中で聞かれたのが、「根が残る」という言葉。
「根が残る」なんて言う言葉は存在しません。が、嫌な出来事として記憶に残る。という意味です。
被害者側が、「大丈夫、気にしないで」といっても、被害者側には、嫌な記憶として残るのでしょう。
弁償しなかった
弁償すべきか、いろんな人に聞いた中には、「弁償しない」を選んだ人もいました。
その人の子供は、友達の水筒の蓋を壊したのですが、謝罪のみで弁償はしませんでした。
なぜ?と聞いたところ…
・弁償はいらないと言われたから
・私が被害者だったら、弁償は求めないから
という理由でした。
他にも
・壊したものによる。
・被害者側と面識がある、
・仲が良い
などの理由から、「弁償しない」の結論にいたる人もいます。
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