部下が成長するために、上司に必要なものとは?

仕事

「もうっ!何回も同じこと言わせんなよっ!!」
「えー?まだできないの??」
「そもそもなんだけど、やる気ないよね?」

…って言いたいけど、言えない。
(*´Д`)ハァ~~~
っと、ため息をついて、もう一度、初めから説明する。

部下の育成って、難しいな。
なんか、イイ感じで、勝手に成長してくれんかな~。

っていう、勝手にイイ感じで部下が成長する部署が、ありました。

その部署は、部署をまとめる部長さんが、他の上司と違うのです。
あるものを持っているんです。

私が実際に見たその上司について、まとめてみました。
・部下の育成・成長がうまくいっていない人
・部下の育成に悩んでいる人
・昇進して、部下をもつようになった人
そういう人の、参考になれば幸いです。

上司に必要なものとは?

部下が成長するために、上司に必要なもの…、
それは、  

そうよ!!愛よ!!
(ヤーデンヤーデンヤヤ~ヤ~)
かの有名な、少しも寒くない雪の女王も言っていましたね。
愛なんです。
ありのままの、愛なんです。
※フォーリンLOVEじゃないほう

なんなら、世の中の管理者講習会で、なんちゃらと雪の女王のDVDを鑑賞してもいいのではないかと、半分本気で思います。
そして、講習会のシメに、みんなで叫びましょう。
「そうよ!愛よ!!」

愛と成長の関係

上司の愛が、どうして部下の成長に関係するのか?
理由は単純です。
愛されていると感じたら、お返ししたくなるもんだから

部下さん
部下さん

いつもお世話になっている上司に、どうすればお返しできるのかな?
そうだ!
・もっと効率をあげよう
・ミスを防ごう
・改善提案してみよう
・全力で仕事をしよう
など。

ひざっこママ
ひざっこママ

じゃ、そのためにはどうすればいいの?

部下さん
部下さん

今自分にできることを、やってみよう。
・調べる
・勉強する
・練習する
・相談する
など

お返しを考えて行動すると、あら不思議、成長してる!

部下が成長する「上司の愛」の具体例5選

上司の「愛」ってどんなんやろか?
私の会社の、愛のある上司を観察した結果をまとめました。

部下でも対等な挨拶をする

挨拶なんて、「あ・た・り・ま・え」当たり前。
なんですけど、相手が誰であろうが、「おはようございます」、「お疲れ様です」というように、
丁寧語なんです。
他の上司は、「おはよー」「ちっすー」。
これはこれで、親近感もあっていいのですが、丁寧語であいさつされると、
部下を対等に見ているという印象を受けるのです。
単純に、嬉しい気持ちになります。

部下に感謝する

ただ単に、仕事で報告書を渡しただけなのに、
愛のある上司は、「ありがとう」と感謝するのです。
なんなら、「助かったよ」なんて言うのです。
いやいや、仕事しただけだし、当然の事をしただけだし。
でも、愛のある上司というのは、仕事で当然のことでも、やってもらったことを感謝するのは、当然という感覚のようです。
そして感謝されるというのは、単純に、嬉しい気持ちになります。

部下の話しを聞く姿勢

愛のある上司というのは、どんな時も、どんなことでも、話を聞いてくれます。
例えば、愛のある上司が忙しくてバタバタとしているときに、

ひざっこママ
ひざっこママ

忙しいときにすみません。
報告があるのですが、いいですか?

愛上司
愛上司

この後すぐ行かなきゃだけど、話しだけなら今聞くよ。
対応は後になっちゃうけど。いい??

忙しい時に、他の上司は、「今ムリ」とか、「忙しいから、後にして!!」と言います。
「今ムリっ」なんて言われたら、拒絶されたように感じて、報告しずらくなるんですよね。
常に上司のご機嫌をうかがわなくちゃならないので。
でも、愛のある上司は、どんな状況でも、部下の話しに耳を傾けます。
すると、部下は何でも話せるようになります。
つまり、上司の「聞く姿勢」というのは、部下にとって安心できる環境になるのです。

部下を労ってくれる

愛のある上司というのは、仕事が大変だったときだけではなく、プライベートで大変だったときも、労ってくれるのです。
プライベートで子供がインフルになって、5日間会社を休んだとき。

愛上司
愛上司

大変でしたね~。
お子さんは元気になったのですか?
それは良かったですね。
仕事のほうは、なんとかなるので、気にしないでください。
大丈夫ですから。

ひざっこママ
ひざっこママ

うう…ありがたや
(泣)

子供の病気で、急に休む。長期で休む。
仕方がない事だけど、職場に迷惑をかけてしまう。申し訳ない。
働く親あるあるですよね、

分かってます。
愛のある上司は、働く親の苦しい気持ちを分かっています。

愛上司
愛上司

分かるよ。
自分も、子供が小さいころは大変だったし。
小さい子をもつ社員をたくさん見てきたしね。
大丈夫、心配しなくていいよ。
子供もだけど、お父さんお母さんの身体も大事にしてね。

染みる。
身体の隅々まで、愛が染みる。

部下の負担を、さりげなく減らす

愛のある上司は、さりげなく、そして自然に、部下の仕事の負担を減らすのです。
・仕事の進捗状況を確認しにきた。ついでに荷物を運ぶ。
・スケジュールの連絡にきた。ついでに部下の次の作業をやっちゃう。
のように、「ついでに手伝う」ことが当たり前だと思っているのです。
そして、「やってやったぞ!ドヤァッ!!」なんて、1㎜もありません。

その、さりげなさが自然すぎるので、気づくのが遅れるのです。
「あれ?終わってるやん?」
はっ!!
上司がやってくれてたんだ!!
くぅ~っ!!紳士っ!!
もう!好きだーっ!!

愛のある上司がしないこと1選

「部下を成長させる上司が持っているものは、愛」
ですが、
逆に、そんな上司が「しないこと」、というものもあります。
それは、

「機嫌が悪くなる」ということが、ない。

どんなに忙しかろうが、ピンチであろうが、困っていようが、
イライラ、不機嫌など「機嫌が悪くなる」ということが、まったくありません。
本当に不思議です。
なぜに、そんなに穏やかなのか?
おかげで、職場は安心できる環境です。

え?仏様ですか? 菩薩とか? あーゆーGOD?
う!まっ、まぶしいっ!!
後光がさしておられるっ!!

こういう上司は、何かしらの規制を設けて、国単位で保護しなきゃいけない存在です。
国宝です。国の宝!!
貴重すぎるので、大切にしたいですね。

それでも成長しない部下とは

愛のある上司によって、働きやすい環境で仕事ができるのに、成長しない部下がいます。
どんな特徴があるかというと、
・上司の優しさを利用して、自分の要求を通そうとする
・そもそも成長したくない
こういう部下というのは、どんなに手をつくしても、成長しないのです。
だから、どうしようもない。

そして、こういう部下は、周りの人から信頼されなくなるのです。
「あいつに言ったって意味ないよ、どうせ無理やし」

信頼されないというのは、悲しいですな。

まとめ

「部下が成長するために、上司に必要なもの」について、私の職場にいる、「部下が成長する上司」を参考にして、まとめました。
上司に必要なのは、
そして、
上司の愛とは、「部下たちが安心して仕事ができる環境」を実現してくれるものです。

ヤーデンヤーデンヤヤ~ヤ~ヤ~ヤヤヤ~

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