成績下位の女子が、先生の命令により、クラスの成績上位イケメン男子から勉強を教わることになった。
イケメン男子は女子に慣れていないから、ついぶっきらぼうな態度をとる。
成績下位女子は、コミュ力高なため、イケメン君にぐいぐいと質問する。
縮まる距離。
やがて、お互いに、胸が「トゥンク」。(っキャーっ!!)
成績下位女子は、だんだん勉強に熱心に取り組むようになり、結果、成績急上昇!!
あ~…はいはい、少女漫画あるあるのやつね。
そんなん現実世界にあるわっきゃない!
子供たちと、勉強を毎日コツコツすることの大切さについて話していたところ、
「モチベーションを保ち続けるのが難しい。」と言われました。
確かに、学校生活には良い日も悪い日もあって、人間関係やら部活やら、疲れちゃうよね。
だよね~、できない日もあるさ~。
でも、まぁ、私個人としては、
モチベーションも何も、継続は継続。餅とかガタガタ言ってないで、続けるんだよ!!
という考え方なのですが、やはり子供には「ただただ続ける」のは苦痛のよう。
そこで出てきたのが、恋と勉強の相性って良いのか?
子供たちが毎月読んでいる、月刊少女漫画にも出てくるこの展開。
こんなんやったら毎日勉強がんばったるわ!!
子供たちは恋に興味がでてくる、オ・ト・シ・ゴ・ロ。
これって本当なの?
恋 × 勉強 = ?
「恋は学習面で、どう影響するのか」について、まとめました。
学習に行き詰った学生さんの参考になれば幸いです。
恋と学習の相性はいいの?
恋と学習の相性は、良い!
※ただし、相手による
超個人的見解ですが、恋と勉強の相性は良いんです。
なんでかって、私が経験者だから。
なんなら、少女漫画を超えちゃうくらいの持ってるから。
なので、私の経験をふまえて、効果とデメリットについても解説しようと思います。
※「相手による」については、デメリット参照
「恋と学習」エピソード
私が中学生の頃のエピソード。
席替えは、くじ引き。移動した先というのは、前から2列目。
そこでは、私の前にA君、後ろにB君。
私にとってA君、B君とは、話をしたこともない別次元にいる存在。
二人とも社交的で、人気者、学力もトップクラスで、バスケ部。まぶしいっ!!
一方で私はというと、THE普通。なんなら地味系。
そんな二人に前後で挟まれたっ!!とんでもない席を引き当ててしまった!!
その日から、毎日が超キラキラMAXモードに突入しました。
人気男子二人に挟まれた、地味系女子の一日
ひざっこ、おはよ~っ!!
ひざ~、おっはよ!
おはよ~っ!
(どきどき( *´艸`))
まずは、朝の挨拶。朝の会までの間は、だいたい宿題の出来具合とか、雑談。
授業はドキドキゴールデンタイム
国語だろうが、英語だろうが、授業中の演習問題を解く時間は、ドキドキゴールデンタイムに突入。
前に座るA君が、ノートを持って、くるっと私のほうへ向き、
問題できた?
答え合わせしようよ
すると、後ろにいるB君も、
俺も、俺も!
俺も入れて~
こうして、前後の男子と、私を中心にして演習問題の答え合わせ。
誰かが間違っていれば、教えあいっこ。
答えが3人とも同じだったら、「イエ~イ」。
こんなのって、こんなのって!楽しすぎるやないかいっ!!
この楽しさを壊したくない…、勉強しなくては!!
A君、B君についていかなきゃっ!!
こうして、私は帰宅してから、勉強しまくりました。
これまで私は、勉強って「絶対するもの」「将来の自分のため」と思ってやっていました。
だけど、A君B君というのは、勉強って「絶対するもの」で、「できればできるほど楽しい」ように見えました。
確かに、「将来の自分のため」だけど、「今の自分のため」でもあるように感じました。
二人の出会いは、勉強に対する価値観に刺激を受けました。
気づけば「トゥンク」
席にいれば、なにかしら雑談が始まる。
A君B君は、誰に対しても優しい。
私がTHE普通で、地味系であっても関係ない。
いつしか「トゥンク」。
二人に対し、同時だから、「ダブルトゥンク」。
いや…「ドゥング」。
ときめきが、とまらなーいっ!!!
どちらか一人にときめいたのではなく、二人ともにときめいてしまった。
前後に、ときめいてしまった。
さすがに、少女漫画でも、ここまでの展開はないんじゃないかな。
欲張りすぎでしょってくらい、欲張ってしまった。
「恋と学習」の効果
トゥンクのパワーは無敵状態、帰宅後すぐに勉強。ごはんを食べて、すぐ勉強。
A君B君は成績トップクラス。
一方私は、普通すぎるほど、ど真ん中。
がんばらないと!ドキドキゴールデンタイム(授業)のために!!
色んな意味の鼻血をブーブーしながら、毎日遅くまで勉強を続けるのでした。
このように、確かに「恋と学習」には効果があります。
しかし、このエピソードからも分かるように、「トゥンク」だけではない要因もあるのです。
それが、相手によるです。
A君B君は、学習に対する意識が高い人たちです。
もし、恋をした相手が、「勉強嫌~い」だったら、トゥンクの方向は勉強には向かなかったでしょう。
「恋と学習」のデメリット
デメリットとしては、
・相手による
・期間限定
相手による
上記にもチラっと書いたのですが、恋の相手による。
私の場合、A君B君が学習に対する意識が高かったため、トゥンクパワーは勉強に向かって発揮されました。
けれど、もし相手が勉強が嫌いだったら、トゥンクパワーは別の方向に発揮されていたかもしれません。
例えば、ダイエットだとか、髪型アレンジだとか、スカートの丈を攻めるだとか…。
期間限定
「恋と学習」効果は、恋が続く限りです。
恋が終われば、効果にも変化が現れます。
そのまま学習を継続する人もいれば、学習をやめる人もいます。
私の場合、次の席替えで、A君B君と離れてしまい、恋心も離れてしまいました。
それでも学習は続けましたが、トゥンクパワーがない状態で、鼻血は出ておりません。
まとめ
「恋と学習」の相性は良い。
ただし、相手による。
そして効果は、恋が続く限りの期間限定。
学生の皆様、毎日勉強お疲れ様です。
「恋」しちゃったら、その無敵トゥンクパワーを有効活用して、楽しい学生生活を送ってください。
どうか皆様が、たくさんの経験を通して成長することを、田舎の片隅から応援しております。
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