この記事では、いわゆる「ぼっちの成長」「ぼっち克服」とかいう、心震わすような、勇気が出て、感動するような内容ではありません。
ぼっち戦記を、極力明るめにご紹介します。
ぼっちでーす!!
BOCCHIでーす!!
HAHAHAHAHAHAHAHAHA!!
↑テンション高めに叫んでみたのは、「ぼっちネタ」って暗くなりがちだから。
「うえ~い!」くらいのテンションでお届けいたします。
改めまして、
私、いわゆる 「ぼっち」です。
そんな私が、なんとPTAの委員長になっちゃって…
せっかくなので、記録として残そうと思います。
・役員になってしまった「ぼっちさん」
の参考になれば幸いです。
そもそも、なんで「ぼっち」なの?
AI Geminiによると、「ぼっち」の要因として、
① 性格的な要因
(内向的、人見知りといった性格による)
② 環境的な要因
(共感できる相手が見つけにくい環境)
(人との交流に時間が使えない)
③ 価値観の多様性
(独りの時間を大切にする)
などが、挙げられます。
じゃ、私はどうやねん?と言いますと…
Ans. どれも!!
こういう答えって、白黒はっきりさせるのが難しくないですか??
だから答えは、「どれも当てはまるわ~」です。
ていうか、考えたところで…なんもならんし。
私は一応、人付き合いはあるけど、やっぱ苦手だわ。
BBQとか、飲み会とか、メンバーによるところもあるけど、
白目むいて吐きそうやな。
「楽しい」と思うけど、「しんどい」が混ざって、結果 疲労。
結果、ぼっちに納まる。
寂しいこともあるけど、ぼっちはラクやねん。
「ぼっちPTA委員長」誕生!
小学校のPTA役員決めの日、
おみくじを引く要領で、くじを引いたら、「委員長」と書いてありました。
「ぼっちPTA委員長」の誕生です。
一回吐きます、ぅおええ~。
で、なんの委員長かというと、「学年・学級委員」です。
主に「親子レクリエーションの企画・実施」といった活動です。
親子の交流を通して、絆を深め、友達親子と親睦を図る…とかなんとか。
ふふっ
わだすが??
人付き合い苦手のわだすが? 親睦だとぉ~?
WAHAHAHAHAHAHA ウケる~ぅ~
もう、笑うしかないよね。笑っとこ。
試練① メンバーを覚える
「学年・学級委員」には、私以外に、5人のぼっちメンバーがいます。
5人のぼっちメンバー…。
たまったま、ぼっちが5人集まりました。
私のせいかな?なにかのパワーで呼びよせた?
さ・て・と、仮面装着。
(人付き合いモードON!!)
とりあえず、LINEグループを作りました。
そして、顔と名前を覚える!
(私、ポンコツなもんで、人の顔と名前を覚えるの苦手なんですわ)
(結局、任期1年を経て、覚えたの3人です。本当にポンコツ)
副委員長戦力外申告!!
「副委員長戦力外申告!!」
何かの技の名前ですか??
戦力外通告ではなく、申告です。
LINE交換していると、副委員長さんが来て、
あ、あの…私…、人前で話すとか、そういうの苦手で、
なので、役に立たないと思います。
お…おおん。
いいよ、いいよ。
私も苦手やし。なるべく簡単に済ますつもりだから。
こりゃスタートから雲行きが怪しいです。
試練② 最悪の条件
この時期は、コロナ発生から3年が経過し、コロナのある生活にも慣れてきて、学校行事も少しずつ再開し始めました。
自粛から再開へ。その一発目で、私が委員長になったのです。
再開するにあたり、親子レクリエーション活動に条件がつきました。
コロナ感染予防
・運動、料理、飲食はダメ
・密にならない
・アルコール消毒必須
・検温装置の使用
・マスクの着用必須
あれもダメ!これもダメ!!
ダメダメダメダメーッ!!
ダメダメ言うなら開催しなきゃいいのに。
そして、密にならずに集まるとは?
難問が過ぎるやろ!!
過去最低の予算
割り当てられた予算が、なんと¥28,000!?
担当学年の児童数は約100人。
工作するとなると、1人当たりの材料費が280円!?
しょっぼ!!
過去の親子レクリエーション活動記録を見ると、¥80,000なんて時代がありました。
¥80,000から¥28,000、その差¥52,000!!
落差が大きい!!
工夫で乗り切るにも、ほどがあるやろっ!!
参加人数の予測不能
学年の児童数は100人ですが、親子レクリエーションは任意参加。
そして、コロナ禍なので、参加人数の予測ができません。
予測ができなきゃ、企画しづらいやん!!
試練③ 不活発な意見交換
不活発!!
主にラインで提案や意見交換を行ったのですが、
これが、まぁ~…
なかなか意見を言ってくれないんですよ!!
誰かが発言したら、その次の次に発言しようっと。
まぁ、そうなるやろと、先読みして、意見を出しやすいように、
私が先にアイディアを送信するのですが…。
みんなで校庭で、でっかいシャボン玉するのとか。
………………………
す・す・ま・ねぇ~
試練④ 仕事を振れず、自分でする
これは、私自身の問題です。
人に頼みづらい。
なんやかんやと、レクリエーション案が15個でて、
次の工程は、案の一つ一つを分析して、開催可能かどうか判断する。
案の一つ一つの詳細について、まずは、情報を集めます。
この工程を、案15こ全部、私1人でやりました。
めちゃくちゃ大変でした。
「○○は、△△という理由で、開催(不)可能。」
ここは、案も多いことだから、委員のみなさまに仕事を振るべき…なんだろうけど、
…人に頼むくらいなら、自分でやっちゃお。
だってさ、人に頼むの、苦手やもん。
はぁ~…つっかれたぁ~。
試練⑤ 感染
なんやかんやと、レクリエーションの準備を進めて、
当日になりました。
私、委員長、コロナ感染しました。
ええーっ!!
本番やん!!
この日のために、人一倍がんばったのに!!
なんてこったい。
準備は完璧にしていたので、当日は私がいなくとも、他の委員さんががんばってくれて、
無事にレクリエーションは終わりました。
こうして、ぼっち委員長は、不完全燃焼で役を全うしました。
まとめ
以上が、ぼっちの私が、PTA委員長になった記録です。
特徴的だったのが、LINEのフル活用です。
LINEのおかげで、委員全員が集まって話し合うことをしなくて済んだのです。
コロナ禍対策としての活用だったのですが、
「LINEのほうが、むしろ効率的で、じっくり考察できる。」
ということに気付きました。
「話し合い」の方法は、なにも会議に限りませんね。
色んなカタチがあって、有効な方で進めればいいのです。
ぼっち委員長にとってもLINEは、とても有効な手段でした。
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